「楽天Kobo サービス 終了」と検索して、この記事にたどり着いたあなたは、きっと楽天Koboのサービスが終了してしまうのではないかと不安な気持ちを抱えているのではないでしょうか。
ニュースでも楽天が赤字など楽天モバイルについて放送されました。
楽天Koboは大丈夫なのか。
不安になりますよね。
結論からお伝えすると、楽天Koboのサービスが終了するや撤退するなどの発表はありません。
しかし、なぜこのような噂が広まっているのか、その理由を理解しておくことは大切です。
この記事を読み進めることで、楽天Koboのサービス終了に関する不安が解消され、安心して読書を楽しめるようになるでしょう。
楽天Koboのサービスは終了しない
「楽天Kobo サービス 終了」と見聞きして不安を感じている人が多くいます。
ご安心ください。
現時点で楽天Koboがサービスを終了するという情報や発表はありません。
インターネットでは、サービス終了を連想させるような情報が見られます。
では、なぜ楽天Koboサービスが終了と噂が出たのでしょうか。
楽天Koboのサービスが終了となぜ噂がある?理由は6つ!
楽天Koboのサービス終了の噂が出た理由は6つ。
- Androidアプリで一部機能が停止した
- Google検索で「楽天Kobo サービス 終了 なぜ」と出てくる
- 過去に楽天Rabooのサービスが終了していた
- 電子書籍りーだーのサポートが終了した
- 楽天モバイルの赤字
- 楽天Koboアプリの改悪
Androidアプリで一部機能が停止した
2022年3月にGoogle Playストアで規約が変更しました。
この変更により有料作品が楽天KoboのAndroidアプリで購入できなくなったのです。
- アプリ内での有料作品の新規購入
- 楽天リワード
- 有料書籍購入ミッション
Androidアプリで購入できなくなったことで、「楽天Koboサービスが終了するのではないか」と噂が広がりました。
楽天リワードとは?
楽天Koboアプリ(Android版)に搭載されていました。ミッションをクリアすることで楽天ポイントが獲得できるサービス。ミッション内容(例:毎日6分以上読書をする。本を1冊読み終わるなど)現在は提供を終了しています。
有料書籍ミッションとは?
楽天リワードの一環として提供されたミッションです。これは100円以上の書籍を購入することで1ポイント獲得できます。また指定された有料書籍を購入することでもポイントを獲得できます。現在は提供を終了しています。
楽天Koboの規約変更はAndroidアプリに限った話しではありません。
iPhoneのアプリでは2011年から既にアプリ内購入はできなくなっています。
つまり、AndroidもiOSどちらも楽天Koboアプリから直接購入はできません。
ブラウザ版の楽天Koboストアからは、これまで通り購入できますのでご安心ください。
Google検索で「楽天Kobo サービス 終了 なぜ」と出てくる
Google検索で「楽天Kobo」と入力すると、「楽天Kobo サービス 終了 なぜ」と表示されます。
たしかに「みんな検索しているってことは、楽天Koboは終了するかも…」と不安になりますよね。
しかし、検索結果の表示は多くの人が検索したりトレンドなど様々なデータをもとに自動で判別し表示されます。
表示されるのは楽天グループ3394億円の赤字とニュースで放送され、不安になった人が多かったのかも知れませんね。
実際には楽天Koboのサービスが終了するわけではないので安心してください。
電子書籍リーダーのサポートが終了した
自社ブランドのKobo電子書籍リーダーを販売していました。
しかし、一部の電子書籍リーダーのサポートが終了しています。
- Kobo Arc 7
- Kobo Arc 7HD 16GB
- Kobo Arc 7HD 32GB
- Kobo Mini
サポート終了とはアップデートや端末内ストアでの購入ができなくなることです。
購入済み書籍は引き続き読むことができます。
電子書籍リーダーのサポート終了は、楽天が電子書籍事業から撤退する準備をしているのではないかと憶測を呼ぶ一因になりました。
過去に楽天Rabooのサービスが終了していた
楽天Rabooは楽天が運営する電子書籍サイトでした。
2011年8月10日に始まりますが、2013年3月31日をもってサービスが終了しました。
楽天Koboは2012年7月19日にサービスが開始されています。
この時は楽天Rabooの購入済み書籍が引き継がれるのか、注目が集まりました。
購入した作品は楽天Rabooのサービス終了後も端末で読むことができました。
しかし、端末が壊れたりデータを削除してしまった場合は、コンテンツを見る方法はもうありませんでした。
このことにより、購入した電子書籍が「いつまでもちゃんと読めるのか?」と電子書籍サービスに不安が残りました。
楽天モバイルの赤字
楽天モバイルは、長らく赤字経営が続いています。
そのため、業績悪化でKoboのサービスが終了と考える人が多く存在します。
赤字続きの楽天モバイルですが、業績は大幅に改善されています。
楽天Koboは収益に貢献するサービスであり、楽天Koboが撤退するのは考えにくいでしょう。
楽天Koboアプリの改悪
アプリ内で購入ができなくなった以外にも、「アプリの使い勝手が悪い」と、不満の声も上がっています。
「アプリが改悪。もしかして終了に向けて縮小しているのでは…」
以前と比べて使い勝手が悪くなれば、ユーザーが不安になってしまうのも無理はありません。
しかし、アプリの使い勝手に全てのユーザーが改悪したと感じているわけではありません。
また、楽天Koboは定期的にアップデートを行っておりサービス向上を目指しています。
なので、過度に心配する必要はありません。
もし楽天Koboのサービスが終了したらどうなる?
楽天Koboのサービス終了はあくまで噂ですが、万が一サービスが終了したらどうなるのか気になる方もいるでしょう。
あくまで、仮の話ですが過去の事例からも予想される対応をご紹介します。
購入済み書籍はどうなる?
みなさんが1番気になるのは購入した書籍の行方でしょう。
電子書籍は「書籍データを閲覧する権利」を購入してます。
そのため、サービスが終了すると購入済み書籍でも閲覧することはできなくなります。
したがって、楽天Koboが撤退するのか気になる人が多くいるのです。
楽天Koboはサービスが終了しても、購入済み書籍は閲覧できるようにすると考えられます。
なぜなら、お金が無くて撤退することは考えにくいからです。
【予想される対応】購入金額の返金またはポイント還元
楽天Koboのサービスが終了した場合、購入金額の一部返金または全額返金が考えられます。
もっとも可能性が高い対応策としてはポイント還元です。
過去に楽天Rabooのサービスが終了した時の対応策を紹介します。
- 購入金額の10%の楽天スーパーポイント
- Rabooでの購入金額の40%相当の楽天スーパーポイント
- Koboで3,000円割引クーポン
しかし、楽天Rabooで購入した電子書籍は楽天Koboで読むことはできませんでした。
楽天Rabooのサービスが始まって、3ヶ月後に終了のお知らせが出ました。
そのため、購入した人は少ないことが分かります。
利用者が少なくても運営が楽天だったため、ポイントで還元や3,000円割引クーポンで対応してくれました。
楽天は顧客満足度を重視する会社です。
もしも、楽天Koboのサービスが終了しても利用者に不利益に生じないように最大限の配慮をしてくれるでしょう。
【予想される対応】他社へ引き継ぐ可能性
2023年決算説明会で楽天Koboの総登録者数は6370万人と説明しています。
6,370万人のユーザー数と取り扱い冊数400万冊の楽天Koboを他社へ引き継ぐことは考えにくいですが、サービスが終了となると大手企業が引き継ぐことになるとでしょう。
楽天の規模ともなると、他社に引き継いでもそのまま読むことができるような対応策を取ってくれるのではないでしょうか。
実際に大手がサービスを終了して、別会社が運営している電子書籍サイトがあります。
- TSUTAYA.com eBooks
- ポンバレeブックストア
TSUTAYA.com eBOOKsからBook Liveに引き継いだ際は、購入済み書籍をそのまま読むことができました。
しかし、一部のコンテンツに関しては引き継ぐことができなかったため、Tポイントで全額返還されました。
サービスが終了した電子書籍サイトがある
電子書籍サービスは楽天Kobo以外にも数多くの企業が参入していますが、市場の競争激化や経済状況の変化でサービスを終了しているケースもあります。
過去にサービスが終了した10社は下記です。
電子書籍サービス名 | 運営会社 |
---|---|
楽天Raboo | 楽天 |
TSUTAYA.com eBOOKs | TSUTAYA.com |
ヤマダイーブック | ヤマダ電気 |
本よみうり堂デジタル | 読売新聞社 |
地球書店 | NTTソルマーレ |
エルポカBOOKS | ローソン |
BooksV | 富士通 |
BookGate | 廣済堂 |
ポンパレeブックスストア | リクルート |
ダイヤモンドブックス | ダイヤモンド社 |
サービス終了の際には、購入済みの電子書籍がどうなるのか保有ポイントはどうなるのかなど対応は会社によって様々です。
安心して利用できるサービスを選ぶためには、運営会社の信頼性やサービスの安定性などを考慮して選びましょう。
楽天Koboが終了する可能性が低い3つの理由!
楽天Koboのサービス終了と噂がありますが、実際にはサービスは終了する可能性は少ないです。
次に、楽天Koboのサービスが終了する可能性が低い理由をご説明します。
大企業の楽天グループの安定した運営
楽天Koboは日本を代表する大企業、楽天グループによって運営されています。
- 楽天市場
- 楽天Kobo
- 楽天Car
- 楽天ラクマ
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天生命保険
- 東北楽天ゴールデンイーグルス(野球チーム)
- 楽天モバイル
- 楽天ひかり(Wi-Fi)
- 楽天TV
- 楽天トラベル(旅行予約サイト)
楽天市場をはじめ、様々な事業を展開しています。
海外でも展開しており、その数は30カ国です。
国内外問わず安定した運営基盤があります。
仮に一部事業が収益が落ち込んだとしてもグループ全体でカバーできるだけの体力があるため楽天Koboをすぐに終了する必要性はないでしょう。
また、昔とは違い電子書籍が増え続けている今、楽天Koboは楽天の主力サービスの1つになりつつあります。
今後も楽天Koboには投資を継続しサービスを成長させていく可能性が高いと考えられます。
10年以上の運営実績とユーザーの数
楽天Koboは2012年にサービスを開始し、10年以上にわたって電子書籍を提供しています。
この長期の運営はサービスの安定性や信頼性を示すものです。
会社の生存率は設立してから「3年で65%」「10年で6.3%」と低く、10年生き残れる会社は1000社あると63社しか残りません。
10年以内にほとんどの企業が撤退しますが、楽天Koboはそのなかで生き残っています。
さらに、2023年9月時点でユーザー数は約844万人に達しており、その後も増加が見込まれます。
楽天Koboに不満がある人もいると思いますが、ユーザーの声に耳を傾けサービス向上に力を入れています。
このような姿勢からも楽天Koboは長期的に運営していく意思を持っていることが伺えます。
今でもセールやキャンペーンが開催されている
もし、楽天Koboがサービス終了を検討しているなら、新規ユーザー獲得のための大規模なキャンペーンや既存ユーザーへのポイント還元は控えるはずです。
しかし、今でも「初めての方限定!初回の購入金額に応じて70倍のポイント還元」「5日10日に使用できる3,000円OFFクーポン」といったキャンペーンを実施しています。
頻繁に行われるキャンペーンから見ても楽天Koboが積極的に事業を継続していく意思の表れと捉えることができます。
楽天Koboは撤退しない!購入方法と閲覧方法!
楽天Koboで電子書籍を利用する前に、サービス終了の噂で心配になった方もいます。
しかし、楽天Koboが撤退する可能性は低いので安心して利用してください。
電子書籍をお得に購入できる方法とどんな人が楽天Koboに向いているのかご紹介します。
楽天Koboがおすすめな人
「自分にとって楽天Koboは本当に合っているのだろうか?」と迷っている方もいるかも知れません。
以下にあてはまる方は、楽天Koboを利用することで日々の読書ライフがより充実するはずです。
楽天Koboがおすすめな人
- 楽天のサービスをよく利用する人
- セールや割引に敏感な人
- 楽天ポイントをよく活用する人
- 作品数が600万冊と多く、作品数を重視する人
- 専用の楽天電子書籍リーダーで読みたい人
すでに楽天カードや楽天市場などサービスを利用していて楽天ポイントを積極的に貯めている人は、楽天Koboと相性抜群。
楽天のサービスはどれもポイントが貯まりやすく有名です。
まだ、楽天のポイントを貯めていな人でも、今からでも遅くありません。
普段から楽天を利用しているとポイントはすぐに貯まります。
また、楽天Koboを初めて利用する方には購入金額の70倍のポイントが貰えるキャンペーンを実施しています。
- 楽天Koboを初めて利用する方
- エントリー前に購入すると、キャンペーン対象外になる
- 上限は2,000ポイント
- 70倍キャンペーンは2024年12月31日まで
アプリ内では購入できない
「せっかくアプリを入れるなら、そのまま本を買えたら便利なのに」と思う方もいます。
しかし、楽天Koboだけでなくほとんどの電子書籍サービスでアプリ内で購入することができません。
これは、AppleやGoogle Playはアプリ内で購入されると30%の手数料をAppleやGoogle Playに支払わなければいけないからです。
電子書籍ではセールやクーポンなど、割引を頻繁に行っています。
アプリ内購入で30%引かれるなら、ユーザーにセールで割引した方が良いと考えているのかも知れませんね。
楽天Koboの購入方法と閲覧方法
楽天KoboではWebページで購入を行い、アプリで購入した作品をダウンロードする必要があります。
電子書籍を購入するには、楽天会員になりログインする必要があります。
楽天Koboまたは、楽天ブックスから購入します。
支払い方法
- クレジットカード
- クーポン
- 楽天ポイント
- 楽天キャッシュ
初めての方限定ポイント70倍キャンペーンは購入する前にエントリーしないと対象外になってしまうので注意してください。
エントリー後に電子書籍を3,000円分購入すると、2,000ポイント還元されるなど魅力的なキャンペーンです。
iOS版とAndroid版の楽天Koboの表示画面は一部違いますが、機能はほとんど一緒です。
アプリにはWeb版で購入に使用したのと同じアカウントでログインしてください。
楽天Koboアプリでは紙の本と同じようにしおりを挟むことができます。
しかし、アプリ版のみの機能となっています。
今後も安心してサービスを利用できる電子書籍サイト3選
楽天Koboのサービス終了の噂で、電子書籍サイト選びに慎重になっている方も多いでしょう。
ここでは楽天Kobo以外で、今後も安心して利用できる可能性が高い電子書籍サイトを3つ厳選して紹介します。
Amazon Kindle
なぜAmazon Kindleがおすすめなのか?
- 安心の運営元:世界最大級のオンラインストア。世界シェア1位。
- 圧倒的な品揃え:小説・漫画・雑誌・専門書・洋書まで700万冊以上の品揃え。
- お得な読み放題サービス:Kindle Unlimitedを利用すれば、200万冊以上が月額月額980円で読み放題。現在30日間無料。
世界中で愛されるKindleがサービスを終了することは考えにくいでしょう。
アメリカでは圧倒的な存在感を示し、新規参入企業にとって大きな障害となっています。
安定したAmazon経営は長期的なサービス継続の体制が整っています。
ebookjapan
なぜebookjapanがおすすめなのか?
- 安心の運営元: ebookjapan株式会社はLINE Digital Frontier株式会社と合併し、親会社はWEBTOON Entertainmentでありアメリカに拠点があります。世界150ヵ国以上で展開され月間1億7,000万人の月間アクティブユーザーを抱えています。
- 初めてでもお得&PayPayユーザー必見:6回使える70%OFFクーポンに18,000冊以上の漫画が無料。またPayPayとの連携で最大40%のポイント還元。
- 豊富なラインナップとジャンル特化:漫画を中心に100万冊以上の取り扱い。少女・少年向けからBL・TLまで取り揃えられています。
漫画の品揃えに強いのがebookjapanです。
楽天Koboで読みたい漫画が見つからなかった方も、ebookjapanならお気に入りの作品に出会えるはず。
また、LINEヤフーと協力、連携して運営しているため撤退する可能性はかなり低いでしょう。
DMMブックス
なぜDMMブックスがおすすめなのか?
- 安心の運営元: 創業27年で展開する事業も60以上。年間売上は3637億円。従業員5,081名で運営しています。
- 過去に約482億円を保証した:DMMは2024年5月31日にビットコインの不正流出が発生しました。しかし、550億円分の資金を調達し、流出分のビットコインを市場から購入し顧客に全額保証を実施しました。会社に不利益が起こっても顧客に保証することは長期的にも信用できる会社であるということを意味します。
- DMMポイント還元が高い:例えば鬼滅の刃1巻459円を購入すると125ptが貯まります。セールやキャンペーンの際には30%〜50%のポイントが還元が実施されます。
人気作品からニッチまで幅広い作品が読めるのはDMMブックスの特徴です。
また、DMMブックスでしか読めないオリジナル作品も取り扱っており、有名な作者の作品まで読めます。
作品数は98万冊以上の取り扱いがある、現在は約126万冊以上が配信されています。
DMMブックスの書籍はフルカラーに対応しており、漫画や写真集などの作品も楽しめるのもポイントです。